異動した先生と飲む
冬休みこそ異動した先生と飲もう
仕事納めは今日ですが、年休をとってのんびり過ごしております。
部活動は一日早く納めました。それくらいでいいですよね。
さて、昨日は別の学校に異動された先生を囲んで飲んでいました。
その中で気付かされたことがあったので書いておこうと思います。
今の環境は当たり前じゃない
これを痛感しましたね。
ダメだな、と思っててもついついグチっちゃうことってあります。
「○○先生なんでそれ早く言ってくれないの?」
「うちの学校の生徒は○○だからなぁ…」
そんな話をしていると、異動された先生がぼそっと、
『異動して初めて分かったけど、素直な子が本当に多かったよ』
と言っていたんですね。
その先生は異動1年目ということもあり、新たな環境にまだ慣れていないということもあるとは思うのですが、異動したことにより、違う視点から私の勤務校を見ることができています。
私は、新任から現任校に勤務していますから、一つの視点しかないわけなんですね。
自分の能力や努力を棚に上げて、周りの先生方や生徒のせいにすることはあってはならないことですが、同一校で勤務を続けていると、気づかぬうちにそれがスタンダードになっていることもあるでしょう。
自己を見つめなおすきっかけになったことは言うまでもありません。
その学校の風土は存在する
自らの勤務校の良さに気付ける一方で、良くない点も見えてきます。
またも異動された先生の言葉で、
『うち(異動した先の学校)は行事はみんなで回してるよ』
と。学校によっては当たり前なんでしょうね。
しかし、私の勤務校は基本的に行事ではとにかくチーフが回すスタイルです。
文化祭は各学年に1人ずつ置かれている生徒会担当が回します。
要するに、実質3人で文化祭を成立させていくということです。
『今思うとありえないね。よくそれで何とかなってたわ』
とのこと。違和感を覚えてはいましたが、やはり学校によって学校経営のスタイルがまったく違うことが分かりました。
まぁ、その、アレですよ。それもひっくるめてすべて経験だと言われる方もいるかもしれませんけど…。
特定の人物に仕事が集中している環境なもので…。そういうことに対する危惧です…。
勤務校でのびのびとやれているところもある反面、苦しい部分もありますが、その学校の風土は確かに存在する、ということが確認できました。
だから、ちょっと苦しい部分があって、合わないな、と思ってもそれが異動先では強みになることもあると思うんですよね。
個人的にはずっとこの仕事を続けていくのかは分かりませんが、少し未来が明るくなったような気がしました。
やっぱり楽しい
結論はこれなんですよね(笑)
苦楽をともにした先生と飲むお酒は本当に美味しい!
自然と学級経営や教科指導、行事の話になったりして。
19時から23時半まで熱く語りました。
冬休みこそ、異動されて新たな環境に身を置いている先生と飲むチャンスです。
異なる視点からの気付きを得ることができます。そして何より楽しい。
リフレッシュも兼ねて、かつての同僚と連絡を取ってみるのはどうでしょうか。
それでは。