後輩の何気ない一言に感銘を受けた話
大学の後輩の一言がビビッときた
先日、大学の後輩から連絡があった。
ちょくちょく遊んでいるので、別に珍しいことでもない。
「飯でも食べに行きませんか?」
二つ返事でOKした。
ラーメン屋へ
私も後輩もラーメンが好きだ。
自然な流れでラーメン屋に行くことになった。
いつもどおり全部のせを頼む。
締めのご飯もいただいて満腹感を得る。
本屋へ
帰り道に本屋があるので、立ち寄ることに。
一緒に本屋を回っていると、後輩が何かに気付いたようだ。
「この本、この間買ったんですけど、なかなか面白いですよ!」
と、経済学についての本を指さしていた。
私は興味があるのかないのかフワッとした感じだった。
「あぁ、こういうの勉強しておくと良さそうだよね」
きっと、こんな当たり障りのないようなことを答えた。
その時、後輩がボソッとつぶやいた。
「"知は力なり"って言いますからね~」
何でか分からないけど、この言葉にビビッときた。
哲学者の言葉
後輩が何気なく放った一言。
これはフランシス・ベーコンの言葉です。
フランシス・ベーコン(Francis Bacon, Baron Verulam and Viscount St. Albans、1561年1月22日 - 1626年4月9日)は、イギリスの哲学者、神学者、法学者、貴族(子爵)である。イングランド近世(ルネサンス期)の人物。
「知識は力なり」(Ipsa scientia potestas est)の名言や、「イドラ」の概念で有名。
この言葉がなぜかスッと心に落ちてきました。
この世には自分が知っていることと知らないことのどちらかしかない。
知らないほうが幸せなこともあるかもしれない。
だけど、知らないよりかは知ってみたい。
それが私の力となり、私をつくっていくような気がしてきた。
とりあえず、知を書物に求めようと思う。
読書の時間を確保して、力を蓄えていく決心をした日でした。
それでは。