成績に関するサポートの手薄さ
なんでだろうと思うこと
期末テストが終わり、成績をつける時期になった。
前々から思っていたことだが、異動してもこの疑問は消えることはなかった。
それは「1年目教員に対する成績についてのサポートの手薄さ」である。
私が働いてきた環境ではこういった流れだ。
・職員会議で成績に関する提案がされる
・教科担任が成績を出して上役がチェックする
・生徒に通知表が渡される
いやいや、これってやばくないですか?
成績ってこんなに簡単なものなの?
経験年数を積まれた教員であれば、当たり前のこと。
だけど、春から教壇に立ち始めた1年目教員へのサポートが手薄すぎやしないか。
「フォルダのここに成績のエクセルファイルがあるので使ってください!!」
適当すぎ。
もちろん、習うより慣れろの精神も大切かもしれない。
それでも、下手すればクレームにつながる可能性がある中で、よくこんなことができるなと。
私の勤務校でも、1年目教員が複数人いるが、夜遅くまで成績のファイルとにらめっこをしている。
話を聞くと、とても初歩的なことでつまずき、作業がストップしていたようだ。
私に教えられることは教えたが、それが最適解なのかは分からない。
初めて成績をつける教員に対するプチ講習会でもあればいいのに…。
教務主任や学習指導部などが中心となってそういった会をもてば、成績に関する基本的なことが分かるし、質問もしやすくなる。
本来は悩んだり、迷ったりしなくていい場所で作業がストップするのを防ぐことができ、退勤時間が早くなることにもつながる。
そして何より、生徒にとっても、公正な評価で成績がつくことにもつながるのではないか。
まあ、他にも疑問はあって、成績の出し方については年度始めの職員会議で提案されるべきだと思います。
5月に提案されても、もうオリエンテーションを終えて、授業も進んじゃっているので…。
私は新任時代にここで面食らった覚えがあります。
若い先生が働きやすい職場になっていくといいな。