【専門教養】世界史の勉強法【教員採用試験】
こんばんは。今回は世界史の勉強法について紹介します。
私は高校時代に世界史Aを習っただけであり、世界史Bの知識はゼロに等しい状態でした。
ですので、高校時代に世界史Bを学習したことのある人には役に立たないかもしれません。
世界史Bを習っていない、高校時代世界史が苦手だった方には参考になるかもしれませんので、お読みください。
まず、『教科書よりやさしい世界史』を通学時に2,3周読みました。
“さらっと読めて、大枠がわかる!”と書かれていますが、まさにその通りです。
この本を読むことで土台を作ることができたように思います。
次に、『ナビゲーター世界史』シリーズを2周読みました。
ナビゲーター世界史Bは1巻から4巻までありますので、読むのがつらい人は1周でもいいような気がします。
もしくは、教科書よりやさしい世界史を買わずに、ナビゲーターを2周するのもいいでしょう。
教科書のような硬い文章ではなく、講義式で口語的に書かれているので、頭に入りやすくなっているのが特徴です。
巻末にポイントチェックが付いているので、オレンジペンで語句を書き、赤シートで繰り返し学習すると実力がつきます。ぜひ活用してください。
ナビゲーターを読み終わって初めて私はアウトプットに入りました。
その時使用したのが『詳説世界史学習ノート』です。(上下巻あります)
この学習ノートは、左側に文章があり、穴埋め形式になっています。
穴に入る答えを右側のページに書き込むようになっているので、繰り返し学習することが可能です。
また、このノートは山川出版の教科書と対応しているので、私は山川の教科書の対応部分を読んでから学習ノートを解きました。
1単元ずつ、「教科書を読む→ノートを解く」を繰り返していきました。読むだけ、あるいは書くだけだと単調になりがちなので、こういったやり方も有効です。
山川出版社の『詳説世界史B』です。山川は日本史・世界史のスタンダードですね。
私は山川の世界史教科書を大学の友人に譲ってもらいました。
TwitterなどSNSで呼び掛けてみると意外に見つかるものです。
幸運にもその友人は教科書だけでなくナビゲーターも持っていたので、ご厚意に甘えて譲っていただきました(笑)
周りにそういった人がいない場合、市町の高校の教科書を取り扱っている本屋さんに置いてあると思うので、そちらで購入しましょう。
詳説世界史B 81 世B 304 文部科学省検定済教科書 高等学校 地理歴史科用
- 作者: 木村靖二,佐藤次高,岸本美緒
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2013
- メディア: テキスト
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最後に一問一答です。私は『よくでる世界史B一問一答重要語句問題集』を使用しました。名前が長いですね。
問題集自体はとてもよいものです。単なる一問一答ではなく、解説もところどころに載っており、確認演習問題も掲載されています。
しかし、私はやりきることができませんでした…。私の計画性のなさが露呈して時間切れになってしまったのです。
一問一答をやらずに、そのままセンター過去問や教採の過去問演習に入ってもいいでしょう。間違えた部分は教科書やナビゲーターで確認すればいいですし。
自治体によっては一問一答形式が多く出題されるところもあると思いますので、そういった自治体を受験される方にはおすすめの教材です。
さて、今まで私の使った教材と勉強法を紹介してきましたが、世界史Bの初学者に対してのアドバイスは“とにかく早めからやりなさい”ということです。
世界史は思ったよりも範囲が膨大です。私は高校時代日本史選択だったのですが、感覚的には日本史より世界史の方が範囲が広く、学習に時間がかかるように思います。
私の紹介した教材はあくまで私の使用したものです。それなりにリサーチした上で選んだものですが、人によって合う合わないがありますので、自分に合うものを選んで進めていきましょう。
最後に、私は使ったことがないのですが、世界史初学者に使えるのではないかと思ったものを紹介して終わります。
『青木裕司のトークで攻略 世界史B』です。ボリューム1,2が発売されています。
トークで攻略という触れ込みからも分かるように、CD-ROMが付属し、音声を聴いて学習するという形式になっている。
60分×12回の720分が1冊に詰まっている。iPodなどに音声データを入れてしまえば通学時などいつでも講義を確認することができる。
読むのが苦手という人にもおすすめできる教材ではないでしょうか。気になった人はAmazonのレビューを見てみるといいだろう。
青木裕司のトークで攻略 世界史B〈Vol.1〉 (実況中継CD‐ROMブックス)
- 作者: 青木裕司
- 出版社/メーカー: 語学春秋社
- 発売日: 2010/04
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 7回
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補足です!日本史の記事を書いた時に少しお世話になったiPhoneアプリがあったので紹介しておきます。
『無料1500問!世界史1問1答』です。通学時など、スキマ時間を使って苦手分野の強化などにお使いください。