教育実習のアドバイス
こんばんは。私の勤務する学校にも教育実習生がやってきました。
2週間・3週間のいずれの実習生もいましたが、先週で実習期間を終えました。
教育実習の記憶が真新しい私ですが、懐かしい気持ちで実習生を見ていました。
今日は自分の経験と先輩方からの助言を元に教育実習のワンポイントアドバイスをしたいと思います。
と言っても、まだまだ経験のない私ですから、あくまで参考程度に…(笑)
①あいさつは大きな声でしっかりと!
これは教育実習生ということを抜きにしてもとても大事なことです。
今回の実習生にも、大きな声であいさつをしている人がいましたが、周りの先生は「元気いいな!」とプラス評価をされていました。
②自分の担当するクラスの生徒の名前を覚える!
これはよく言われていることなので、当たり前のことなのだと思います。
実習生にとっては40人のうちの1人かもしれませんが、子どもにとっては自分のクラスにやってきた1人の実習生です。
実習が始まってから名前を覚えるのは大変です。できれば、事前打ち合わせの段階で名簿を見せてもらいましょう。事前に名前をインプットしておけば、実習が始まってからは名前と顔をスムーズに一致させることができます。
※自分が授業をするクラスの子どもまで覚えることができたら素晴らしいです。
③実習生の控室にこもらない!
実習生は授業準備はもちろん、研究授業の指導案を書いたり、実習記録書いたりと、作業に時間を取られてしまいます。
確かにこれらの作業は大切です。でももっと大切なことがあります。それは子どもたちとふれあうことです。
指導教官の先生をはじめとして、様々な先生方にお願いして、子どもとふれあう時間をたくさんとりましょう。
私は実習の時、体育の時間にプール開きのための清掃を行うということで、参加させていただきました。子どもたちと水を掛け合いながら、汗を流しながらプール掃除をしたことは良い思い出です。
④いろんな部活に顔を出そう!
中学校や高校だと、部活動に参加することがあると思います。
その時に、野球部なら野球部、サッカー部ならサッカー部と、ひとつの部活動に参加しがちです。
それもいいのですが、短い時間でも構いませんので、他の部活動にも顔を出してみましょう。
顔を出すといっても、ちらっとのぞく程度でいいです。
授業中とは異なる子どもたちの表情を見ることができるかもしれません。
好きで部活動をしている子どもたちがほとんどです。部活動の話であれば子どももいろいろな話をしてくれるかもしれません。
ここまで4つのポイントを紹介しましたが、やはり子どもと過ごす時間はとても大切です。
研究授業は実習の最終週に行うことが多いと思いますが、この時間には子どもとの関係が色濃く出てきます。
子どものことを想い、子どもとできるだけの多くの時間を過ごした実習生の授業では子どもたちも実習生に応えようとします。
その結果、授業にも活気が出てきます。
私はとある中学校で3週間の実習をさせていただきました。1年生のクラスを担当させていただいたのですが、子どもたちはもちろん、指導教官をはじめとする先生方、他の実習生に恵まれ、素晴らしい時間を過ごすことができました。
指導教官や他の実習生がどのような人であるかは、運もあるかと思いますが、一生懸命やればどのような形であれ結果は出ます。
実習生がすべて完璧にやろうだなんておこがましい話です。失敗して当たり前、失敗するのが仕事みたいなものだと思います。
様々なことにチャレンジをして、振り返った時に実のある実習にしてください。
(そうすれば、おのずと教採で話せるようなエピソードが…!?)