中学校教員のブログ。

とあるアラサー中学校教員のブログ。

初めての教育実習生【打ち合わせ編】

実習生を担当することになりました

夏休みが明けて体育祭まで怒涛の日々でした。

やっと落ち着いたかと思えば、生徒会選挙もあり、ドタバタする日々です。

そしていよいよ10月からは教育実習生がやってきます。

3年目の私に務まるものなのか、未知の世界ですがやるしかありません。

私の学校は、これで3年連続で3年目教員が教育実習生を担当しているのですが、これって珍しいのでしょうか…?

指導教官なんてできないよ、と思いつつ、頼んでもらったという気持ちもある。

そして何より、実習生にとっては一生に一度の教育実習。

自分のできることはしてあげたいという気持ちですが…。

先日、打ち合わせがあったのでそのお話でも。

打ち合わせ前日

何を話せばよいのか。

体育祭が終わるまでは打ち合わせのことなど考える時間すらなかった。

必死にかつての自分の教育実習を思い出してみた。

必要なものをリストに書き出してみる…。

教科の教科書

これがないと始まらない。当たり前。そりゃそうだ。

だいたい実習期間までにどこまで進むか考えておき、実習生に伝える。

実習開始までに少しでも教材研究の足しになればよいが…。

研究授業があるため、計画的に進めなければ…。

道徳の教科書

道徳でも研究授業を行うため。

もちろん、自作資料など持ち込みもOKだが、あまり目にしたことがない。

私は教育実習で持ち込みの授業をして、教科書や補助教材は使用しなかったが、今思えば、指導教官の先生に迷惑をかけてしまったのではないか…。

指導案

これは内容ではなく、形式を知ってもらうため。

私自身、大学で書いた指導案の形式と、実習先の指導案の形式が全然違ったという経験がありました。

ふわっと紹介しました。

道徳の指導案に関しては、骨組みだけでも実習開始までにできてるといいかなぁ…。

自己紹介カード

これはもちろん私のではありません。

その場で簡単に実習生に書いてもらいます。

どんな部活に入っていたか、子どもたちはとても気になるようです。

趣味や特技があれば聞いておいて、前日の学級通信などで紹介かな?

学級名簿・学級写真

これは正直微妙です。

あるといいかなとは思うのですが、写真の顔と実際の顔は違いますし…。

教育実習がスタートしてからコミュニケーションを取っていく中で覚えてもらえばいいのかな。

それでも、俺は用意したぜという欲求を満たすために準備。

というか、心配性なので準備しないと気が済まなかったのです…。

打ち合わせ当日

何とかなりました。

それにしても、教育実習は大変ですね。

私は半袖シャツですが、実習生は長袖シャツにジャケット着用。

ボタンもしっかり留めていました。自分も通った道ですが…。

初めての実習生ということで、多少緊張はありました。

が、実習生の緊張感がバシバシと伝わってきて、私の緊張は吹っ飛びました(笑)

緊張感を少しでも和らげるために、冗談を織り交ぜつつ、説明をしました。

とにかく希望と期待をもって実習を迎えてほしいなと思って話をしました。

別れ際の実習生の顔は明るかったので、私も一安心。

実習開始まで

・生徒たちにも自己紹介カードを書かせたいなぁ。

・実習開始日にアイスブレイクのようなことをしたいなぁ。

・研究授業までの細かい計画を立てたいなぁ。

そんなことをぼんやり考えながら、気付いたら実習が始まっているのかも…。

まだ時間があるので、もう少し勉強。

参考にさせていただいた記事

www.s-locarno.com

自分の指導する実習生には「空きコマに教材研究は基本的にはするな」という指示でやっているけど、実際の授業中の生徒の様子を見ないと、研究授業なんて怖くてできないよなぁと思う。 

私も指導教官からは「生徒が学校にいる間はできるだけ長く生徒と過ごしてね」と言われたことを思い出しました。

「研究授業を見れば生徒との関係づくりが分かる」という言葉も耳にします。

心がけて指導に臨みたいです。

blog.edunote.jp

 子どもたちの前で実習生に対して指導を入れるということは、子どもたちに「この実習生は指導されるような事をしてしまった。」という事実を示すことになります。それは子どもたちの、実習生への信頼の低下につながります。何よりもNGです。

その通りですね。気をつけたい。

でも、まずは指導のポイントをしっかりと自分の中でもつことからだ…。

教育実習完璧ガイド: 実習生・受け入れ校必携 (教育技術MOOK)

教育実習完璧ガイド: 実習生・受け入れ校必携 (教育技術MOOK)

 

あとは、自分が教育実習に臨んだ時に参考にした本でも読みつつ…。

 

ということで、実習生の受け入れを通して、自分自身も少しでも成長できるように頑張りたいと思います。

それでは。