まとめ買いした本たち
年末年始用にまとめ買いした本たち
お久しぶりです。
初めての中3担任ということで分からないことばかりでお仕事に追われておりました。
大変なことも多いですが、生徒が自らの手で進路選択をしていく姿を見ると、3年間持ち上がりの身としては大きな成長を感じますね。
さて、冬休みは時間がありますので、読もうと思ってまとめ買いした本たちを紹介します。
読み終わった本、読んでいる途中の本、積まれている本などありますが、お付き合いください。
教育
楽しい教室づくり入門(有田和正)
社会科教員として、ずっと前から有田先生の本を読みたいと思っていた。
とても読みやすく、あっという間に読み終えることができた。
小学校と中学校で舞台は違えど、エッセンスは必ず生かせる。
「一言少なく、一手少ない指導を心がける」ことの大切さを学べます。
「ユーモア」を磨き、自分だけの個性を身に付けていきたいと思える一冊。
間違いなくオススメです。
お金
どんな家庭でも生命保険料は月5000円だけ(藤井泰輔)
前々から生命保険に関していくつか疑問を抱いていました。
毎年一度、保険会社の販売員が学校に来て、説明をしていくのですが…。
「みなさんが入っている保険なので自信をもってオススメできます!」
の一点張り。
もちろん、教職員しか入れないものなので、価格や保証が優れていることは分かるのですが、なんとなく釈然としない状況でした。
そこで、自分の考えを整理するために買ってみました。
三井物産や生命保険会社を経て、現在は自分の会社をもっている藤井さんが易しく説明してくれます。
これだけでは網羅しているとは言い難いですが、最初の一冊としては◎です。
保険は商品。
「加入する」という言葉がありますが、あくまで商品を「購入する」というスタンスでいること。
そうすれば、適切な価格の商品(保険)を購入することにつながっていく。
保険に対する考え方をアップデートできました。
これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール(梅田泰宏)
公民の授業で税金について教えている私ですが、調べれば調べるほど自分の税金に対する無知さに気づきました。
そこで、"これだけは"というタイトルに惹かれ、この本を買いました。
まだ読んでいる途中ですが、文章での説明とともに図表が載っており、素人でもスッと入ってくる内容になっています。
「源泉徴収」とか「年末調整」とか、聞いたことはあるけど、それが何かと問われたら説明できない私にとっては、うってつけの一冊でした。
これもあくまで"これだけは知っておきたい"ものになりますので、税金についてかじったことのある人や、その道の人にはオススメできません。
節税の方法がドーンと載っているわけではありませんが、基本的なことはこの本で学べるので、ここから次のステップに進むのはアリでしょうね。
これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール改訂新版4版 これだけは知っておきたいシリーズ
- 作者: 梅田泰宏
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: Kindle版
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教養
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365(共著)
話題になっており、古本屋に並んでいたので購入。
一週間の7つの分野を散りばめており、バランスよく読み進めていけます。
歴史・文学・芸術・科学・音楽・哲学・宗教の7つです。
人間って、どうしても自分の興味のあるものに手を伸ばしがち。
つまり、知らず知らずの間に"食わず嫌い"をしがちだと思うんです。
私自身に置き換えてみると、きっと自分から芸術や音楽の分野の本に手は出さないだろうなと思います。
そんな人にとって、この本のバランス感はオススメです。
読んでみると、芸術や音楽の奥深さに気づけます。
もちろん、教養レベルのお話ですから、これで知ったつもりになってはいけないとは思いますが…。
私は学校に置いておき、朝早めに出勤した時や、退勤する前に1ページ読んでいます。
- 作者: デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム,小林朋則
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おとなの教養(池上彰)
まだ読んでいる途中ですが、読みやすく、分かりやすい。
講義形式で書かれていることもポイントのひとつ。
現代の教養とは「自分を知ること」と言い切っており、「自分とは何か」を考えることができる一冊。
「生きる力」=教養の本質としており、このキーワードに惹かれてしまうのも教員の性なのでしょうか(笑)
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 新書
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気持ち
感情的にならない気持ちの整理術(和田秀樹)
教員になって4年目、怒りとうまく付き合えるようになってきたという自負はあります。
しかしながら、自分に余裕がない時には生徒や同僚にキツく当たってしまうこともあります。
そしてその都度、「もっとこうしていればなぁ」と思って、さらに落ち込んだり…。
生きている以上は仕方のないことなのかもしれないけれど、少しでも落ち込みや後悔をなくしたいと思って購入してみました。
まだしっかりと読めていませんが、精神科医である和田秀樹さんが心と脳のメカニズムなどに触れながら気持ちの整理術を紹介しています。
歴史
サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)
これは前々から読みたいと強く思っていた本。
本の厚さ、上下巻という面から何だかんだ言って購入できずにいた。
実を言うとまだ読めていない。
Twitter上でも多くの先生方がオススメされており、面白さは保証済みだと思います。
これは年末年始の年始の課題にしようと思います!
その他
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること(河合雅司)
日本は少子高齢社会、それは子どもも大人も知っている。
しかし、これから起きることや、本当の意味での対策は知らない。
2024年、3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2033年、全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
もちろん、すべてが的中するとは言えないだろう。
最新のデータから導き出された予測であり、信ぴょう性は高いのではないか。
このような未来の予測を子どもに伝えていくことも教員の仕事なのだと思う。
私も含めて、未来のことを考え直すための価値ある一冊。
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
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医者の本音(中山祐次郎)
これはまだ読めていません。
近所のTSUTAYAでベストセラー1位だったので買ってみました。
1980年生まれとまだまだ若い中山医師が書いた本。
Amazonのレビューをパラパラと読んでみると、様々な意見があった。
もしかすると、「ここまで書いていいの?」という内容は少ないのかもしれないが、それでも、今まで知り得なかったお医者さんの本音に迫れるなら自分としては満足である。
生きている限りは医療にお世話になる時が必ずやってくる。
読み進めるのが楽しみです。
おわりに
ダラダラと本を紹介するだけの投稿になってしまいました。
ですが、自分なりに真剣に選んだ本ばかりですので、何かのご参考になればと思います。
2018年が終わろうとしています。
バンバンと更新されるブログではありませんが、足を運んでくださる方々がいらっしゃり、感謝です。
Twitterでも交流が増えてきて、こちらもあまり顔は出せませんが、日々勉強をさせてもらっています。
2019年もよろしくお願いします。
終わり。