ポジティブな面に目を向ける
前向きな部分に注目する
勤務校では毎日、日記を書かせている。
これを見てコメントを返すのがなかなかの負担なのだが、今日はそのことは置いておく。
日記を読んでいると、当然ではあるが、生徒ひとりひとりが異なる考え方をしていることが分かる。
同じ学校行事があっても、Aさんはポジティブに、Bくんはネガティブにとらえている。
そしてそれが日記にストレートに表現されている。
かつての私であれば、「前向きに考えようよ」などと説教がましいコメントをしたかもしれない。
でも今は違う。
日記の文章を読み、少しでもポジティブ(前向き)な面はないかを探す。
多少強引に、時には無理やりポジティブ変換したりもする(笑)
すると、ある生徒はポジ:ネガ比率が2:8くらいだったのが4:6くらいになってきた。
日記でそのような移り変わりを見るのも楽しい。
誤解のないように言っておくと、ポジティブを100パーセント肯定するわけではなく、ネガティブ思考のメリットもあるとは思っている。
しかし、個人的にはネガティブ思考よりもポジティブ思考の方が、人に受け入れられやすく、人を笑顔にできるのではないかと思うのです。
異動してから、在校時間が短くなり、私自身に余裕が出てきたからか、ポジティブな面に目を向けるゆとりがあるのかもしれない。
これからも意識して継続していきたい。おしまい。