2019年、揺れ動いた一年。
卒業式、そして異動。
2019年も最後の日になりました。
いい機会なので、今年一年のことを振り返ってみようと思います。
#今年を振り返る
— なかじま@中学校教員 (@Jiro7d) 2019年12月31日
1月進路指導に疲弊
2月卒業ムービーづくり
3月感動の卒業式
4月異動して疲弊
5月GWで体力回復
6月システムに慣れてくる
7月夏の大会を全力応援
8月遊んだり学んだり
9月学校訪問で授業
10月林間学校ではっちゃける
11月文化祭の準備で疲弊
12月5時に帰りまくる
雑ですが笑
大雑把にはTwitterに書いたような感じです。
ですが、もうちょっと掘り下げて。
卒業式と異動、これが私にとっての2019年のキーワードになりました。
感動の卒業式から感じたこと
本当に感動しました。
1年生から持ち上がりで担任をもたせてもらっていたので、卒業合唱では歌声が聴こえた瞬間から涙腺が壊れてしまいました笑
「教師冥利に尽きる」というのはこういうことかと体感しました。
持ち上がりの3年間、大変なこともあったし、忙しすぎて十分な睡眠がとれないこともありましたが、「卒業式っていいな、教員っていいな」と思わせる出来事でした。
しかし、心のどこかで「睡眠を削って、神経をすり減らすような働き方って、いつまでできるんだろうか?」と思う自分もいました。
異動して考えるようになったこと
前任校には4年の在籍で異動をしました。
採用が地元ではなかったので、希望しての異動でした。
もちろん覚悟はありましたが、4年間過ごした場所を離れるのはやはり寂しいものです。
持ち上がりで担任した子たちはもういないのに、離任式で号泣してしまい、そこで私と初めて会った新1年生はポカーンとした顔をしていました笑
異動当初はシステムや考え方の違いに大きく戸惑いました。
4月はことあるごとに「前任校に戻りたい」と思いながら仕事をしていました。
メンタルがやられかけていたそんな時でも、「やっぱり私は教員なんだな」と思うことがありました。
4月も終わりに近づくことには、私も生徒も緊張がとれてきて、クラスの雰囲気がよくなってきました。
今思えば、気持ちがフラフラしていた私を勇気づけてくれたのはクラスの子どもたちでした。
こうして、クラス・自分自身のメンタルが安定したこともあって、物事を考える余裕が生まれました。
前任校の卒業式で感じていた「働き方」についてです。
正直、前任校では新任からとってもお世話になったこともあり、頼まれごとに対して「NO」と言うことができませんでした。
でも、今は違います。
「目的はなんですか?」「他に優先すべきことはありませんか?」
感じたことや考えたことを口に出すことができるようになりました。
その甲斐もあってか、前任校時代よりもかなり早く帰宅できるようになっています。
異動のメリット・デメリットはあるかと思いますが、働き方の点で見ると、かなりプラスな気がします。
2年目を迎え、これからどうするのか。
これから自分がどうしたいのか、まだまだはっきりしていません。
どんな学級経営がしたいのか、社会という教科を通して何を育みたいのか、そして私自身はどんな教員になっていきたいのか、どんな働き方をしたいのか。
でも、異動はしてよかったと思っています。
あのままだったら、忙しさに押し潰されて、悩む余裕すらなかったと思うからです。
目の前の子どもと向き合って、先輩の先生方から勉強させてもらって、本を読んだり勉強会に参加したりして、常に学ぶことで、自ずと答えは生まれると考えています。
ある意味では、異動して2年目を迎える2020年、自分自身がどうなっていくかが楽しみでもあります。
ブログやTwitterでは、不定期にはなりますが、近況を発信し続けて行こうと思いますので、見守っていただければ幸いです。
それでは、2019年のブログはこれで最後です。
2019年はありがとうございました。
2020年もよろしくお願いします。