教室のレイアウトを考える
ゆとりがある今だからこそ
休校が延長され、ゆとりがある今だからこそ、教室のレイアウトをじっくり考えています。
生徒数の関係で、昨年度に比べてクラスの人数が5人ほど増えることになりました。
5人といえども、教室の圧迫感はかなり増してきます…。
昨年度と同じ間隔で机・イスを置くと、最後尾の子が後ろロッカーに限りなく近づいてしまい、動線に影響が出てきます。
だからといって、間隔を狭めすぎると、前後の距離が近くなってしまいます。
同じ学年を担当する先生方と相談しながら、ベストな形を探っている状態です。
教室環境を整備するにあたって、とてもオススメなのがこの本です。
「画鋲の挿し方かた全校集会の並び方まで」と帯に書いてありますが、さまざまなアイディアが豊富な写真とともに掲載されています。
多少値は張りますが、ここまで教室環境に特化した本は貴重ですし、一度身に付けてしまえば、これからの教員人生の多くの場面で使えると思うので、買って損はしないと思います。
特に、新任・若手の先生方にオススメです。
そもそも、教室環境というのは先輩教員の教室を見て学んだり、口伝を受けたりするパターンが多いのではないかと思います。
また、その学校独自のルールに固執してしまっている部分もあるのではないでしょうか。
こういった本を一冊持っておくと、幅を広げることができますね。
実際の子どもの姿をイメージしながら、どういった配置にすると安全かつスムーズに動くことができるか、思いを巡らせることもなかなか面白いものです。
今は子どもが学校にいませんが、登校が再開したら、「どうしたらみんなが快適に過ごせるかな?」と問いかけて、学級会の話題にするのもいいですね。
教室のレイアウトや職員室のデスクなど、ゆとりのある今だからこそ、時間をとってじっくり考えてみるのはどうでしょうか。
今のうちに過ごしやすい教室や職員室にしておくと、学校が再開した時にもゆとりをもって働くことができるようになるかもしれません。
素敵なアイディアがあったらぜひ教えていただきたいです。それでは。
ちなみに、こんな記事も書いています。
これは趣味の領域だと思うんですが、便利なモノは業務を効率化してくれます。
ペーパースタンドやクリップホルダーなど、痒いところに手が届く感じがたまらないんですよね。
ノートパソコンスタンド・ワイヤレスキーボードを導入したおかげで、姿勢がよくなったのを実感することができています。
机上のスペースを拡張することにもつながり、作業効率がアップしました。