分散登校で伝えたこと
好きな言葉
「置かれた場所で咲きなさい」
私の好きなことばのうちのひとつです。
かつてこんな記事も書いていたようです。
勤務校では分散登校という形で三密を避けて生徒が登校してきます。
その時に伝えたのが「置かれた場所で咲きなさい」ということばです。
少しポエムっぽくなってしまうので恥ずかしさもありますが…。
コロナの影響で前代未聞の状況が続いています。
休校によって、フラストレーションが溜まっている子どももいます。
そんな中でかける言葉としては少し酷なのかもしれません。
しかし、少しでも登校再開に向けて意欲づけをしたいと思って伝えました。
何かひとつでもいいから、「花」を咲かせよう、と。
休校で気分は上がらなかったけど、「これ」はやった、と。
クラスのひとりひとりがそれぞれの花を咲かせる。
そうすれば、登校再開後にはクラスの人数分だけ花が咲いている。
さまざまな形、さまざまな色の花があっていい。
自分だけの花を咲かせて、休校明けにまた会おう。
話したことを文章にするのはとても難しいですね。
話したのも連休の前だったので記憶を探りながらでした。
休校によってさまざまな課題が生まれています。
その課題にどのように対応していくか、そこには不安もあります。
しかし、それ以上にこの経験から子どもたちが何を学ぶか、
そして、このような経験をした子どもたちに何を学ばせるか、
それを考えて、導いていくのが私の役目だと考えています。
子どもの姿が見えない中ではイメージがしにくいですが、
私にできることは何か、私がすべきことは何か、
暗闇の中で光を探していけたらと思っています。
取り留めのない文章にお付き合いいただきありがとうございました。
それでは。