求めすぎない
いい意味で他人
教員という職に就いて数年が経ち、求めすぎない感覚が身についてきた。
かつての私は「これだけやったんだから」と生徒や周りの大人に対して見返りを求めていた。
それは、結果的に自分の首をしめることにつながっていた。
見返りを求めることは自分勝手なことなんだと思う。
勝手にレールを敷いて、そのレールの上を思い通りに走らないことにイライラしていた。
求めすぎてはいけない。
期待をしすぎてもいけない。
求めすぎたり、期待しすぎたりしていることが相手に伝わると、求めや期待に応じようとする。
それが、柔軟な考えや、本来やりたいことを奪ってしまうことにつながる。
私と生徒、そして同僚はいい意味で他人なのだ。
それぞれの走り方があり、同じレールの上を走ること自体が不自然だ。
求めすぎず、期待しすぎず、でも信じることだけはやめないでおこうと思う。
信じて任せ、そして待つ。
今の自分の感覚を少しだけ言葉にしてみました。
それでは。