メンターを見つけよう
成長への第一歩
みなさんはメンターという言葉を知っていますか。
メンターとは、仕事上(または人生)の指導者、助言者の意味。メンター制度とは、企業において、新入社員などの精神的なサポートをするために、専任者をもうける制度のことで、日本におけるOJT制度が元になっている。メンターは、キャリア形成をはじめ生活上のさまざまな悩み相談を受けながら、育成にあたる。
メンターを見つけることが、成長への第一歩だと思います。
「メンター制度」を導入している教育現場は数少ないと思いますので、自分で見つけるしかありません。
自分が尊敬できそうな先生を職場の中から見つけ出すのです。
きっと、どんな職場でもひとりくらいは素敵な先生がいるはずです。
この時、気を付けなければいけないのは、自分とメンターのタイプの違いです。
かなりざっくりにはなりますが、あなたが常に冷静沈着なタイプであるならば、アツアツな熱血先生をメンターにするのは得策ではない可能性が高いです。
できるだけ、考え方や雰囲気が自分と似ている先生の方がいいかもしれません。
もちろん、自分とは異なるタイプの先生から学べることもたくさんありますし、学ぶべきです。
しかし、若い先生、特に現場に出立ての先生であれば、まずは自分と似たタイプの先生を見つけて、勉強させてもらうのがベターかと思います。
その先生の子どもとの接し方、授業の進め方を参考にするのはもちろんのこと、仕事への考え方についても話すことができると、大いに勉強になることでしょう。
といっても、いきなり「メンターになってください!」と言い出しても変人だと思われるかもしれないので、「相談があるのですが…」と持ちかけたり、ご飯に誘ったりするして話をすることから始めていけるといいですね。
私は、初任校・現任校ともに尊敬できる先生と出会い、学級経営・授業はもちろん、給食や清掃について意見を交わすことができています。
「この先生すげー」と思ったら、積極的に話を聞くようにしています。
気に入られたいとか、取り入れられたいとかではなく、純粋な興味ですね。
その結果、指導や助言をもらうこともあり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私もメンターの先生のように誰かのメンターになれる日が来るのでしょうか…。
その日がいつ来てもいいように、そう思ってもらえるような教員になれるように、日々精進していきたいと思います。
それでは。