宿題・勉強に関するnoteを読んで
御三方のnoteを読んで
教員界(?)にもnoteの波がやってきていますね。
個人的には、さまざまな先生の有益な発信を見ることができるので、とても嬉しく思っています。
noteに関しては見る専なんですが、宿題・勉強に関するnoteが連続していたので、勝手ながらまとめさせていただきました。
どの先生のnoteも勉強になるものばかりです。
トモ@teacherさん
ツイートやnoteから、「あったかい方だな〜」と思っています。
今は大学で学ばれているようで、学び続ける姿は教員の鑑ですね。
これは再読しなきゃ、と思っているnoteです。
「宿題をする良さを味わわせよう」という思いから、5つの手順を取っていることが分かります。
⑴子どもと宿題の目的を共有する。
⑵宿題の取り組み方を共通理解する。(学びの5ステップ)
⑶宿題の取り組み方の練習をする。
⑷宿題の取り組み方(学びの5ステップ)のメンテナンスをする。
⑸宿題を取り組んだ良さを味わせる。(テストとの連動)
それぞれの手順について本文で説明をされています。
「宿題をする目的」を共有すること、私も改めて心がけていこうと思います。
だって、私たちも「これやって何の意味があるんだろう?」と思っている仕事に対しては、やる気が出ませんもんね。
また後で再読します。
とにやっ子さん
年間に500冊もの本を読むスーパー読書マンな先生。シンプルにすごい。
まず、休み時間での子どもとの何気ないやり取りから、自身の宿題への認識の仕方を変えようと思い立つ、そんな姿が素敵だなと感じました。
そして、とにやっ子さんの揺るぎない3本柱も紹介されています。
「読書しなさい」
「自分のアタマで考えなさい」
「自分の魅力を言える人になりなさい」
小学校高学年だと最後のひとつを答えるのが難しいとのことでしたが、中学校でも同じだろうな…。
「今発してる言葉、考えて使ってる??」という言葉にドキッとする方もいるのではないでしょうか。(私も思い当たる節があったり…)
確かに「定型文を言っとけば良い」みたいなことはやめさせたいなと思います。
一見すると、ちょっと刺激的なタイトルに思われるかもしれませんが、内容はとにやっ子さんの想いがこもったあたたかいメッセージになっています。
アイムフリーさん
なんでしょう、こんな上司いたら最高やんけ、というのがアイムフリーさんですね。
ストンと落ちる文章には圧巻です。ファンです。
画用紙を使ってする話がめちゃくちゃすごい。(語彙力)
もうこれは説明しようとすると蛇足になるので本文を読んでほしいです。
「可能性を広げるため」というのが、アイムフリーさんの考える答え。
言葉で伝えるのは簡単。
でも、そうじゃないのがアイムフリーさんの素敵なところ。
活動や体験を通して伝える、そのスキルの一片を体感することができます。
個人的には、中学校の職業体験・職業調べにおいて、この方法を応用できるのではないかと思いながら読ませていただきました。
学び続けるからこそ、教え続けられる
小学校と中学校という学校種の違いはあれど、どのnoteも勉強になるものばかりでした。
勉強や宿題に限らず、児童・生徒が疑問に思ったことをピックアップできる力がまずは必要ですね。
そして、自分も一緒になって考える。大人の立場から考えてもいいし、子ども目線で考えてみるのもいいでしょう。
自分なりの答えが導き出せたら、それを言葉にする過程で言語化する力も大切ですね。
そして、言葉だけでなく、活動や体験を通して実感させることも非常に有効でしょう。
こうして記事を書いていく中で、頭の中にとある言葉が浮かんできました。
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」
ロジェ・ルメールというサッカーの元フランス代表監督が言った言葉だそうです。
なかなか厳しい言葉だな、と思う反面、そりゃそうだよなとも思うわけです。
時代は目まぐるしく変わっていきます。
もちろん、その中で不変とされるものもありますが、時代の変化とともに考え方も変わっていきます。
考え方が変わっていけば、いわゆる「答え」となるものが変わっていくのも当然のことでしょう。
変化に対して、しなやかに対応していくためにも、学び続ける姿勢が大切なのだと思います。
まずは、自問自答を繰り返しながら、少しずつ自分の答えを見つけていこうと思います。
それでは。
※トモ@teacherさんの著書です!