「また来年ね」なんてないから。
心が震えるニュースを目にしました
京都きもの友禅さんの粋な対応がニュースになっていました。
思わず涙が出そうになりました。
「あなたのハタチに『また来年ね』なんてないから」
思えば、当たり前のように成人式があって、当たり前のようにかつての友人と言葉を交わしたり、写真を撮ったり、ご飯を食べたりしていました。
それが「今年は中止です」と言われる気持ち、想像すると胸が苦しくなります。
言うのは簡単で、実行に移すのは難しいが、中止ではなく延期という形にできないものかと思います。
また、こういった「思い」のある会社を大切にしなければならないと感じます。
「思い」のある会社をさまざまな形で応援できる世の中であってほしいです。
少し話は変わりますが、教育現場でも似たようなことが起きています。
今まで当たり前にあったものが、形を変えたり、なくなってしまったりしています。
大人の立場からすると「あれはなくてよい」というものもあるかもしれません。
しかし、それを楽しみにしていた子どもがいるかもしれません。
合唱コンクールが大好きで、中学校生活最後の合唱コンに熱い思いをもっていた子がいたかもしれません。
学校祭のステージ発表に挑戦したくて、ずっと前から計画を立て、練習に励んでいた子がいたかもしれません。
その子たちに「また来年ね」なんてありません。
だとしたら、教員にできることってなんでしょう。
そんなことを考えさせられました。
本当に大変な情勢です。
でも、その中でたくさんの方々が前向きに頑張っています。
みんなで支えながら、助け合いながら過ごしていきたいものですね。
それでは。