大人との関係
大人との関係
「子どものことで悩むならまだしも、大人との関係で悩みたくない」
そう考えたことがある方、少なくはないのではないでしょうか。
私も直接的ではないにしろ、そう感じることがたまにあります。
この間は同僚が暗い顔をしてボソッとつぶやいていました。
「◯◯先生と教科の考え方が合わなくてつらい」
その同僚にも、◯◯先生にも譲れない部分、大切にしたい部分があるのでしょう。
個人的にはそういった部分がないよりかあったほうがいいような気もするんですがね…。
ただ、この問題は「合わない」という面だけではないということです。
同僚より◯◯先生の方が年上で、そもそも平等な立場で議論できていないのです。
同僚は言いにくいながらも言葉を選んで伝えていったようですが、
◯◯先生はあからさまに機嫌が悪くなり、その日は帰っていってしまったそうです。
同僚は大人との関係に悩みつつも、子どもに正しいことを教えたいとも思っています。
その間に挟まれてとても悩んでいる様子でした。
私が直接的に何かする、ということは難しそうに思えました。
なので、教科主任の先生に相談するようにアドバイスをしました。
教科主任の先生は親身になって話を聞いてくれたようです。
同僚と◯◯先生との間に入って、話ができるように段取りもしています。
今回は教科主任の先生のおかげで話は前に進んでいきそうですが、
先輩教員との関係性に苦しんでいる方はたくさんいらっしゃいますよね。
自分がいつどの立場になるか、日頃からイメージすることが大切です。
苦しむ側になるかもしれないし、苦しめる側になるかもしれない。
苦しんでいる先生を助けられる立場にいるのは自分だけかもしれない。
そんな想像力を働かせながら過ごしていきたいと思いました。