教職大学院への下準備について
2〜3年かけて準備していきます
月曜日のお仕事お疲れ様でした。なかじまです。
週末に大学院の教授とお話しをさせていただける機会がありまして、そこでいただいたアドバイス、そして私が調べた情報などを織り交ぜながら記事を書いていこうと思います。
少しでも教職大学院に興味のある方への手助けになれば幸いです。
教育委員会からの派遣がおすすめ
現職教員向けになってしまいますが、教職大学院に通う形としては
①教育委員会からの派遣
②休職
大きく分けてこの2パターンがあります。
おすすめなのは教育委員会からの派遣です。
こちらは給料をもらいながら教職大学院に通うことができます。
また、通勤手当や住居手当をもらうこともできます。
(自治体等によって違いがある場合がありますので、要確認ですが…)
大学院で学ぶにあたって、金銭面であまり心配しなくてもよさそうです。
また、現在勤務している学校に籍を置いたままになるので、研究内容をイメージしやすかったり、現場で実践しやすかったりするそうです。
休職して学ぶ手もあり、授業料がある程度免除される制度もありますが、研究のしやすさ、そして安心して学べるといった面ではやはり教育委員会からの派遣がよさそうです。
教育委員会からの派遣枠について
こちらは完全に自治体によって数や制度は異なると思いますが、派遣できる枠には限りがあるみたいです。
都道府県によって、さらに単位を分けてブロックになっているところもあると思います。
その場合は、都道府県で何名、そのうちAブロックは何名、Bブロックは何名という枠が定められている可能性もあります。
ですので、同一ブロック(同一市町村)からの連続した派遣が難しい場合がありそうです。
だからこそ、事前にしっかりと意思表明をしておくことが大切になりそうです。
大学院進学の希望を出すにあたって
先ほど、意思表明をしておくことが大切と書きました。
教育委員会からの派遣となると、給料をもらいながら、場合によっては通勤手当や住居手当をもらいながら大学院に通うことになります。
そして、枠が限られている場合もあるので、これで言葉があっているかはわかりませんが、責任重大です。
教育委員会がそれなりの自信をもって推薦できないとダメ、ということですね。
(ですので、私も頑張ります…笑)
ちょっと横道にそれそうなのでもとに戻します。
教育委員会の派遣、つまり教育長の判断が大きいと考えることができるかと思います。
では、誰が教育委員会(教育長)に話をもっていくかと言うと、それはもちろん学校長です。
ですので、教職大学院を希望する場合、早いうちから学校長に伝えておく必要があります。
ここで注意しなければいけないのは、校長は割と短めのスパンで転退職があるということです。
現在の校長に伝えておくのはもちろんのこと、次の校長先生にも確実に伝えてもらえるように念押ししておく必要がありそうです。
そして、新しい校長先生が着任された時には、面談の折にしっかりと伝わっているかどうか確認をする必要もありますね。
私たちは学校という組織で働いているので、教育委員会からの派遣を希望する場合も、休職して学びたいという場合も、現場に穴を開けることになります。
その時に、事前に伝えておけばスムーズに進んだり、背中を押してもらえたりすることもあると思います。
もちろん自分のために学ぶという意味合いが大きいですが、そこで学んだことは生徒、学校、地域に還元していく必要があると考えます。
そこまで考えて、今後も行動(準備)をしていきたいと思います。
今日は少し長くなってしまいましたが、ここらへんで閉じたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは。